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(珍工作物) 八王子の違法手作り橋

日本 > 関東地方 > 東京都 > 八王子市 >

北浅川に架かる違法橋(北浅川の仮橋・流れ橋)。

大幡町の住民の人達による手づくり橋。
違法を警告する看板が傍らに設置してある。
川は浅く水深10cmもなさそう。
コンクリ製の輪っかと細くて貧弱な金属の骨組みの上に薄いベニヤ板が渡してあるだけ。
渡るうちに板をぶち抜きそうで怖い。
地元学生はこの橋を自転車で難なく渡る。

この橋は、2012年6月17日にTBS「噂の東京マガジン」で報道された。
その直後、台風で破壊→修理→復活したらしい。

参考:東京都八王子市 「住民手造りの橋」訪問記 – 埼玉発 おとなの小探険 – Yahoo!ブログ
噂の東京マガジンの 仮橋を見に行く – バナゴン 90 アトランテック – Yahoo!ブログ

▼2013年4月、10ヶ月ぶり位に訪問。
また残骸が散らばっていた。
この橋を渡れないと、車道沿いに約1.4km遠回りする必要がある。
隣の下流の橋は2.5kmほど先の松枝橋らしい。
陵北大橋を渡って約1.4km遠回りしかけた。
が、これまで行き止まりだと思っていた藪(西寺方グラウンド・陵北公園の北方)に新しく砂利を敷き詰めた歩道ができていたので、1.2km前後の遠回りで済んだ。

▼新しく砂利を敷き詰めて作った道?以前はこんな道なかったような?

この橋はGoogle MapsYahoo!地図も一本線で描かれているが、NAVITIMEは車も通行可能そうな立派な表記(2017年2月現在、修正済み)。

▼大幡町会の手描きの看板はなくなっていた。
違法性を警告する看板のみ。

▼2013年5月初旬、再々訪問。
みごとに修復されて復活していた。
ずっとこの繰り返しなんだろうなあ。

▼昭和初期の地形図

▼昭和41年の地形図にもはっきり橋が描かれている。

参考:1950年(昭和25年)の手作り橋周辺の地形図
参考:昭和前期の手作り橋周辺の五万分一地形図
参考:1930年(昭和5年)の手作り橋の周辺地形図
参考:1920年(大正9年)の手作り橋の周辺地形図
参考:明治大正時代の手作り橋の周辺地形図

「噂の東京マガジン」公式サイトによると、地元住民が「噂の東京マガジン」側に取材を依頼したらしい。
違法性を指摘される問題物件でありながらも、皆で協力しあって橋を作ることで住民の結束が高まるという良い効果も生み出しているらしい。

番組公式サイト:TBS「噂の東京マガジン」 是か非か?掟破りの「手作り橋」 2012年6月17日放送

▼2013年6月20日、テレビ朝日 ワイド!スクランブルでも報道されたらしい。

違法…でも便利“手作り橋”に行政がNO!!
ワイド!スクランブル 2013年6月20日 12 25放送 – TVログサーチ

www.kuunel.jp/content.html?t=7410066(リンク切れ)

放送内容
地域住民が自ら作り頻繁に利用している小さな橋は、行政から「撤去せよ」と警告が出ている違法な橋だという。地域住民による手作り橋は、土管とベニヤ板、 鉄パイプで作られていた。この橋は、八王子市にある北浅川にかかっている。この手作り橋の上流300m先には、陵北大橋という立派で大きな橋がある。しか し住民の多くは、手作り橋を利用している。この橋は大幡町会の会費で作られた物。

川を渡った先にある、郵便局やバス停、八王子駅方面まで、手作り橋を利用すれば400mのところを、陵北大橋を使用すると3倍の1200mになる。実際に 歩いて時間を測ってみると、手作り橋を利用すると4分、利用しないと15分もかかった。大畑町会にも最寄りのバス停があるが、八王子方面に出かける場合、 往復で100円多くかかるという。しかしこの橋には問題があり、年に3~4回大雨で流されてしまうという。地域住民は流される度に3~40人で作り直すと いう。さらにもう1つ、河川法に違反しているというのだ。そのため、東京都は3年前橋を作った住民に「橋を撤去」するよう警告していた。しかしこの場所に は江戸時代から橋はあったと住民は言い、旅人の安全を祈願するために建てられた「馬頭観音地蔵」もあった。しかし河川法が施行され、橋を作るには河川管理 者の認可が必要になり、さらに周辺の住宅地開発に伴い陵北大橋を設置。しかし住民は手作り橋を流される度に作り直しているという。

このままでは手作り橋を作った住民は河川法違反の可能性があり、罰則が与えられる。河川管理者の東京都南多摩西部建設事務所の回答は「河川法の許可を受け ていない橋であることを確認したので現状に回復するうようお話をし看板を設置しました 河川法に違反しているのでこれを認めることはできません」とのことだった。

Yahoo!検索(リアルタイム)では賛否両論。
自分はこの風情嫌いじゃない。
武蔵野・多摩MTB散歩(members.jcom.home.ne.jp/nobish/bridge.html)(リンク切れ)で今とほぼ変わらない2003年の仮橋の様子を確認できる。

Twitterには「年に4~5回、流されてきた、費用=40万円~50万円、八王子市が開発にともない、立派な「凌北大橋」を作ったが  住民は生活に便利な手作り橋を利用」「戦国時代から在るんですって! 八王子発行の地図に、掲載されている。 徳川様もご利用なさった」「江戸時代から橋があったものが1964年の河川法で違法に」などの情報も。

たまに酔っ払いが川に落ちるとの噂もあるらしい。
昭和の漫画っぽい光景のエピソードだなあ。

▼手作り橋の近くにある馬頭観音地蔵。

▼対岸にも馬頭観音地蔵があるらしいが、周辺をざっと探してみたけれど、残念ながら見つけられなかった。こちらのブログ様に対岸側の馬頭観音が載っていた。今度訪れたら探してこよう。

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