Skip to content →

裏高尾町 (湯の花)(猪の鼻)いのはなトンネル(中央線419列車)機銃掃射 銃撃事件

日本 > 関東地方 > 東京都 > 八王子市 >

第二次世界大戦末期の昭和20年(1945年)8月5日正午過ぎ、浅川駅(現・高尾駅)を出発した中央本線419列車(新宿発・長野行き)がいのはなトンネル(湯の花トンネル)手前にさしかかったところ、飛来してきた米軍P-51戦闘機7機から執拗に銃撃された。その日は八王子空襲で不通になっていた中央線が4日ぶりに運転を再開した日であり、疎開や買い出しに山梨・長野方面へ向かう人々で車内は満員状態だったため、多数の死傷者が出た。死者52名、負傷者133名、列車への空襲では我が国最大の被害となった。

参考:湯の花トンネル列車銃撃事件 – Wikipedia
参考:『警視庁史』、『中央本線419列車』(齊藤勉著)、八王子市教育委員会ブックレット『八王子空襲』、八王子市郷土資料館

住所:東京都南多摩郡浅川町(現住所、東京都八王子市裏高尾町896)付近
アクセス:JR高尾駅の北口より「小仏」行きバス乗車、「蛇滝口」で下車、入り口はすぐ目の前。片道運賃190円(2005年7月現在)
地図:MapFan.webYahoo!地図Google Maps

▼以下の写真は、現役で使われてるトンネルだと知らずに間近まで近寄って撮影してしまったものです(後でお叱りの声を頂きました)。現在も中央本線が走行しているトンネルにつき、大変危険なので近寄らないで下さい。

inohana_01

▼「湯の花トンネル 1609m」というプレートの右わきに、機銃掃射による銃痕が残っている。標準歩行時間約2分。

▼プレートわきに残る機銃掃射の銃痕。

▼銃撃されたのは上り線のトンネルで、八王子側の出口。甲武鉄道(明治)時代に造られた煉瓦積みトンネル。背後のジャンクションは建設中の圏央道(中央自動車道)。初夏になると線路わきに咲く白ユリが、まるで犠牲者を弔っているかのよう。新井踏切(地元では荒井)から撮影したもの。圏央道が建設される前は、木が鬱蒼と生い茂って薄暗い場所だった。

▼都道516号線。蛇滝口バス停と蛇滝行者小屋がいのはなトンネル入口の目印。

▼419列車を牽引していた電気機関車ED16-7のプレート(八王子市郷土資料館所蔵)。

▼いのはなトンネル銃撃時の状況。
齊藤勉『中央本線419列車』/八王子市郷土資料館展示より

▼毎年夏に地元の町の掲示板に貼られる慰霊のつどいの告知ポスター。

▼線路わきの慰霊碑

▼線路わきの古い墓や地蔵

▼圏央道ジャンクションが出来る前のいのはなトンネル周辺の航空写真(1988-1990年頃)

▼圏央道ジャンクション完成後のいのはなトンネル。景観が損なわれたが、周辺には梅林が点在し、毎年春にスタンプラリーが開催される。

 前のページ
高尾駅北口の古井戸

東京都・八王子市
次のページ 
龍雲橋(りうんはし) 初沢町 ※架け替え済 2005年7月27日

東京都・八王子市
841 views